冬の味覚 香箱ガニ
本日は冬の味覚の代表、「メガニ」です。
メガニは、メスのズワイ蟹になります。オスは「松葉蟹」と呼ばれます。
メガニは、香箱ガニ、セコガニコッペガニなどと呼ばれ、呼び名は地方によって変わります。
新潟県県では、11月から2月まで(県内でも、漁場によって期間が違います)各漁場で水揚げされます。
メガニの外子(カニの外に出ている卵)が黒子、赤子の色で、内子(甲羅の中の卵)の状態が変わってきます。
内子は、オレンジ色をした甘味とねっとりとした舌触りがとても美味しい卵です。その内子が外子として出てきて、次の内子が甲羅の中に溜まってきます。
出てきたばかりの内子はまだオレンジ色(赤色)をしておりそれが「赤子」です。その赤子が変色して黒色になった「黒子」の頃に、中に次の内子が溜まっているというサイクルを繰り返します。
今回は、「黒子」のメガニを塩茹でして、身を取り出し、殻を焼いて鰹出汁に入れてじっくりと蟹の香りを移します。そこに下茹でした蕪を入れて炊いた後、メガニの甲羅に向いた蟹身と内子とカニ味噌を盛り蒸し器で温めたところに、外子の餡を掛けて「メガニと蕪の蒸し物」をコースの一品としてお出ししてみました。
冬限定のメガニを是非お楽しみ下さい。
和彩家 きょうらく
上越市西ケ窪浜411-12
0255207557
要予約となります
営業時間
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